
歯を失ってしまった場合、これまでは「ブリッジ」や「入れ歯(部分入れ歯・総入れ歯)」が代表的な治療法でした。
ここでは「入れ歯」などを用いた従来の治療と、インプラント治療の違いについてご説明します。
天然の歯は歯根膜というクッションで顎の骨と結合していますが、インプラントは天然の歯と違い、骨と直接結合しています。よっていわゆる噛みごたえを感じることはできませんが、天然歯よりも硬いものを噛むことができるようになります。
インプラントは純チタン製ですので金属アレルギーはほとんど考慮する必要はありません。上部構造に関してはその限りではありませんが、純セラミックの歯を用いれば大丈夫です。
麻酔をかけて行ないますので、術中・術後の痛みはほとんどありません。術後、少し腫れることがありますが、通常は2~3日でおさまります。
年齢的に顎の骨が完成する20歳前後から、健康な方であれば基本的に誰でも治療を受けることができます。
ただし、全身疾患、妊娠中の方などはインプラント治療をうけられない場合がありますので、担当医にご相談下さい。
手術自体は1~2本の場合は30分程度で終了し、入院の必要はありません。平均通院回数は5回程度です。
もちろん可能ですが、インプラントが骨としっかり結合するまで(2~4ヶ月)は義歯を使っていただくことになります。
それはお手入れ次第です。定期的に検診を受けていただき、問題が生じたら早期に対処することで半永久的にもたせることが可能です。上部構造については壊れてもいくらでもやりかえが可能です。
定期検診を必ず受け、口の中の衛生をしっかり管理することがインプラントを長持ちさせるポイントです。
経過良好の場合でも最低半年に1度の経過観察が必要です。
特に他の歯が歯周病にかかっていたり、歯軋りや食いしばり等をされる方の場合はもう少し頻繁に経過観察する必要があります。
川越にお住いの方はもちろん、近隣の富士見や入間・所沢などからも多くの患者様がご来院くださいます。
当院は電車でも車でもアクセス便利なので、遠方からでもお越しいただけます。